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テイルズオブザレイズに登場!ベルベットのキャラクター概要
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テイルズオブザレイズの攻略 速報!新キャラは最新シリーズのあのキャラ?
でピックアップしているベルベットクラウについてどんなキャラなのかを掲載しています。
- 年齢:19歳
- 身長:170cm
- 種族:人間→業魔?
- キャラクターデザイン:いのまたむつみ
- CV:佐藤利奈
ベルベットクラウのキャラ概要
テイルズオブベルセリアの主人公。
テイルズのマザーシップ作品の中で初の単独女性主人公である。(マザーシップ初の女性主人公は『エクシリア』のミラではあるが、そちらはジュード・マティスと主人公枠を共用、第二の主人公としても扱われている。全ての作品通して初の女性主人公はメルで初の単独女性主人公は『テイルズオブブレイカー』のミカ。)
ベルベットの人物像
「あたしはベルベット・クラウ!業魔も聖隷も対魔士も喰らい尽くす!」
5歳から6歳の間に両親、9歳までに姉を亡くした人生を送る彼女、
幼い頃から唯一血の繋がった病弱な弟ライフィセット・クラウの母親代わりでもある。
家事全般が得意で料理も上手な家庭的なキャラ。
心優しく家族への愛情を持ち、飾り気が無く普通の少女だったが、
3年前の事件を機に本来の自分を抑え込んで感情を浮かべなくなり、人生が一変、世界を揺るがす災禍の顕主となる。
「降臨の日」と呼ばれたその日に月が紅色に染まった『緋の夜』に
アバル村の住民が全て業魔化、そして全滅した事件があった。
憧れの師で義兄でもあるアーサーアルトリウスによって目の前で生贄として弟ライフィセットを亡き者にされ、
自身も左腕が切り落とされ、祠へと突き落とされてしまう悲惨な事件が起こる。
そこから謎の光に包まれると失われた左腕は変形し業魔として蘇った彼女は激情のまま業魔にされた
村人を手にかけ取り乱しながらも、これら全てを仕組んだアーサーことアルトリウス・コールブランドに挑むがあえなく敗北し投獄生活となる。
そして脱獄するまでの3年間、監獄島へと幽閉される事になり、
監獄の底で全てを失った事への絶望から生き残る為に本来の自分を捨ててアルトリウスへの
憎悪だけを抱きながら囚人の業魔の血肉を喰らって生きる日々を続けた事によって
昔の面影は次第に失い、心が荒んで冷たく獣じみた性格になった。
ある日、アルトリウスの聖隷であったシアリーズから脱獄と復讐への協力を申し込まれ、
彼女はこれを受け入れ、世界の救世主であるアルトリウスへの復讐が始まるのであった。
シアリーズの手引きによって脱獄した彼女は、アルトリウスへの復讐の為なら手段を選ばない、まさに災厄を振り巻くような手段を取る。やがて民衆から『災禍の顕主』の名で呼ばれるようになり、
次第に自らも自称するようになる。
激しい憎悪に憑りつかれて目的の為ならば罪を犯す事や非情な手段を取る事に一切の躊躇いを持たないが、
自分と同じく心を凍り付かせ、亡き弟に非常に似た聖隷ライフィセットと出会って以降は、
彼に不器用ながらも気をかけ、少しずつ絆を深めていく。そして旅の最中、様々な仲間達との触れ合いによって徐々に人間性と本来の穏やかで優しい性格も垣間見せるようになったが人らしい感情が戻っていくうちに
本来の自分と目的の為に犠牲を顧みない非道な今の自分との差落と
矛盾を意識し続ける事で精神的不安定さも見せるようになったのであった。
村娘時代から今に至るまでは閉鎖的かつ過酷な環境で長い年月を過ごす事もあって精神面では所々16歳のまま成長が止まっている部分があり家族と親友以外との人間関係と自分自身の事と感情に関してはかなり鈍感で不器用な面があり、
人前に出ると声が大きく出せなくなるほどの無愛想だが本質的には激情家で 「まだ19歳だから心水(酒)飲まない」という真面目な所と、エレノア共々ネーミングセンスが壊滅的な所とマギルゥに対しては自然にツッコミとボケを入れ 「いい悪い顔してる」と、おまけに終盤で(戦闘パーティーに入れると) 「災禍の顕主のお出ましよ」を言い出すなど意外とノリがいい、というよりある意味年相応な一面も見せる。
戦闘スタイルについて
「あたしは諦めない。何度だって、あいつらに喰らいついてやる!」
業魔手の正体と終盤について
以下ネタバレ注意!
業魔になってしまった人間は2度と元の姿には戻らないと言われているが、
業魔手で喰らった業魔に限っては元の姿に戻るという不思議な現象が起こっている。
その正体は『忌み名の聖主カノヌシ』の一部である“喰魔“であり、
カノヌシ復活の為に必要な穢れを集め、地脈点から本体に穢れを送る為の口である事が明かされている。
そしてカノヌシの復活を止めるべく他の喰魔を集めていったが、故郷アバルでのメルキオルの幻術を自力で破った事と直後に差し向けられた未完成の神依をしたオスカー・ドラゴニア、オスカーを止めようと接触してきたテレサとの戦いで身も心も疲弊していく。カノヌシは既に復活していた上に自身の弟ライフィセット・クラウそのものであった事、
弟がアルトリウスに殺された理由と今までの自身の復讐心すらも全部アルトリウスの計画の一部に過ぎなかった事に
心を潰され、更に弟の姿と記憶だけを悪用するカノヌシから生きる価値すら無い穢れた化け物と言い渡され、
今まで弟の為だけに生き続けた自分の生きる目的を見失った事に絶望しかけてカノヌシに取り込まれそうになった。
しかし聖隷ライフィセットの決死の説得、助けにより今まで自覚していなかった炎の正体ーー
「大好きだった家族こと義兄が世界の為に己を捨てて『導師アルトリウス』に変わってしまい、
何も言わず勝手に“自分にとって最も大切な義兄と弟との暖かい日々“を犠牲にし、
師匠であり家族でもあった彼に認めず、
信頼されていなかったのが悔しかった」という家族への愛憎こと矛盾した感情と向き合った瞬間、
目の前に現じた聖隷シアリーズが彼女自身の内にある本当の願いを語りによって嘗て彼女が語った
「あなたと同じ、消したくても消せない炎がある」
という言葉の真意と自分だけの 「譲れないもの」を見出し、砕いた心に火が付くのであった。
そして聖隷ライフィセットとシアリーズの想いに応じ、初めて弟の為だけに生きるではなく自分の本心に従って
『導師アルトリウス』の手によって3年前の家族との幸せだった時間を奪われた事や、
今まで聖寮が計画の為に自身に降り注いだ事と自分も含めて変わり果てたクラウ家の一員として
決着をつけたいなど、真実を知って尚それでも自分自身の為だけの復讐をすると決意し、
今までの罪と業も生きていた証として受け入り、自らを『災禍の顕主』と名乗り上げた。
それから色々と吹っ切れて、復讐が目的であるのはそのままだが本来の家庭的かつ気さくで
優しさと仲間達を気遣う素振りを見せたり、家族と過ごした時の事を素直に語りなど、憎悪と絶望に振り回されず自分らしくて生きるようになる。
以前は非道な行為を繰り返すも弟の仇だけを討つ為に己を捨てて突き進んでいた状態であり、そこにはエゴがないため穢れは発生しなかった。そして今は自分が選んだ道を貫こうとする決意の代償として『災禍の顕主』らしく自身から強い穢れが発生し、二度と以前のように聖隷ライフィセットに触れる事が出来なくなったが互いに心が通じ合った事は変わらなかった。
その後アルトリウスの計画ーー“カノヌシの鎮めの力を利用し、人々の感情を封じる世界を完成させる“前に、一等及び特等対魔士シグレ・ランゲツ、メルキオル、テレサとオスカーの4人の魂を「世界の中心」と呼ばれた地脈湧点であるキララウス火山の火口に撃ち込み、四聖主を復活させてカノヌシの領域を押さえ込み最終決戦に臨む。
復讐の結末は?
以下ネタバレ注意!
最終決戦の地でアルトリウスとの対峙で嘗て彼の「なぜ鳥は空を飛ぶ」という問いに「鳥は飛びたいから自分の意志で空を飛ぶ」と答え、
そしてアルトリウスではなくアーサーとしての最初で最後の本音を受け止めた直後、カノヌシの鎮めの力が暴走しそうになるが、カノヌシの一部である他の喰魔達や聖隷ライフィセットを生かす為に
「カノヌシに永遠に己を喰わせ、自らも永遠にカノヌシを喰らい続ける」事で無限の矛盾を発生させ、
自分を道連れにカノヌシ共々未来永劫封印するという道を選んだ。